新しい沖縄歴史教科書を造る会

日本史の一部、地方史としての沖縄を脱却して
主体的に故郷の歴史を見て見ようというブログ

意外に質素、琉球国王の普段の食事

王候貴族の食事というと、万漢全席のような
豪華なものをイメージします。
しかし、こと、琉球国王となると、儀式の時は別として、普段の食事は
質素なものだったようです。


まず、①ご飯、②味噌汁(具はよもぎかシソか若葉・鰹出汁か醤油出汁)
③ウマカイと呼ばれる、島野菜とかき豆腐、それに魚か肉団子を加え
三つ葉を添えたオカズ、
そして、④チャンプルー炒め(具は季節による)
⑤漬物はウカタという、大根を黒糖と泡盛で漬けたもの。


並べると、一飯 二菜、一汁、漬け物という質素なものでした。
もちろん、庶民よりはいいでしょうが、当時の中堅クラスの家庭なら
これと同じものか、それ以上の食事をしていたようです。


どうして、食事が質素なのかは、王に暴飲暴食で早死にしてもらっては困るからです。
王が変わると、中国から冊封使を呼び、
莫大なお金を使って、
接待をしないといけなくなりました。


国王の食事は
食べ残しが無いか王妃にチェックされ、
その後の献立をその都度考えるという念入りなものでした。



平凡とはいえ、その食事は当時の栄養士が
考え抜いた最高の栄養バランスを
持つ献立だった事は言うまでもありません。







参考文献 真栄平房敬著:首里城物語より






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