1450年に琉球に伝来していた初期の鉄砲
鉄砲というと、戦国時代に種子島に伝来した
火縄銃が有名ですが、
実は、それ以前から初期の鉄砲は、
琉球でも存在が確認されていました。
当時の中国は、既に刀と槍の戦いから
火砲を使った火力の戦争に移行しており、
以前は劣勢だった騎馬民族に対して、
防御戦で優位に立っていたのです。
飛び道具は敵を寄せ付けないで済み、
損害を小さくできるので、
騎馬民族にも海賊にも対応できたのです。
琉球も、倭寇対策そして、防御兵器として、
初期の鉄砲を輸入して使用していました。
※下は糸満市真栄里の仲門に
伝承している初期の鉄砲 火矢
火矢は、相手を寄せ付けずに済み、
こちらの被害を抑えれるので防御兵器としては、
一定の威力があったのです。