琉球に流されたチンギスハーンの子孫
13世紀にユーラシア大陸全域にまたがる
大帝国を築いたモンゴルの英雄チンギスハーン
そんな彼の子孫が琉球に流されていました。
明朝の正式な記録である明実録によると
西暦1388年
元の王子、地保奴(チボヌ)
を琉球に配流したとあります。
元帝国は、1368年に朱元璋率いる
明軍に敗れて北京を放棄して北に逃げました。
地保奴は、その際に逃げ遅れたと思われます。
流された地保奴のその後は、
何の記録にも出ては来ませんが、
呼び戻されたという
記録もないので、
琉球で一生を終えたのでしょう。
もしかしたら、地保奴は、
琉球で配偶者を見つけて、
チンギスハーンの血筋は
琉球で残ったかも知れません。
もしかしたら、沖縄県民140万人の中に
蒼き狼の血筋を継ぐものがいたりして・・