琉球士族の勤務表 星功(ほしこう)
琉球士族は、ポイント制で、昇進できるシステムでした。
これを星功(ほしこう)といい、毎日、決まった業務を行うと
少しずつ、勤星が加算されていく仕組みでした。
※図は、八重山士族で、耕作筆者(農業監督人)として
従事していた士族の星功調です。
しかし上級士族と下級士族では、
星功の貯まり方に大きな違いがありました。
下級士族が上級職に取り立てられるには、
余程の才能があるか、或いは死と隣り合わせの
進貢船のスタッフになる。
または、包丁人のような技能職になるか
というような狭き道しかありませんでした。