新しい沖縄歴史教科書を造る会

日本史の一部、地方史としての沖縄を脱却して
主体的に故郷の歴史を見て見ようというブログ

尚巴志が造ったハリボテの城

琉球史上、最大にして最強の英傑と言われる尚巴志。



ところが彼は元々は、
小さな、佐敷城を拠点とする小豪族で
南山王に支配される存在でした。


しかし、流石に後に天下を獲るだけあり、
小豪族の頃から才知があります。


琉球は琉球石灰岩という石が豊富になり、
早くから石垣が発達しましたが、


幾ら、石が多くてもそれを運ぶのは、
農民の仕事であり、戦乱の最中で
大変な苦労を強いられました。

ところが佐敷の尚巴志は、
小さい勢力で農民を酷使して
石垣を造ろうとはしませんでした。


代わりに尚巴志が使ったのが、
薄い石を土塁に貼りつけた
なんちゃって石垣です。

今でいうと、モルタルにタイルを
はるようなものでしょうか?


これだと、防御力はありませんが、
遠目から見ると立派な石垣に見えました。
いわばハリボテの石垣です。


「ばれなきゃ、ハリボテも本物も変わらん」

そこには若い尚巴志の合理主義と、
天性の度胸の良さと領民を思う心があったのです。





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